――ガラッ…


「ぁっ!夏美!」


「夏美ちゃん!!」


「砂矢!健くん!」


あれからどうにか準備して…要の自転車飛ばしましたよ。

セ―フ♪


って砂矢と健くん!
前よりラブラブな気が…



「ごめんね…ちゃんと話したらお互いにまた分かり合えたの♪」


「俺が悪かったんだけどな…でも砂矢が妬いてくれるとか…俺…嬉しすぎてやばかったぁ♪」


「もぉ…」


はぁ…見てらんないー…
あっつ…

「はは…よかったね」


「俺には何もなしかよ…」




あ…要…忘れてた




「え?だって何もしてないじゃない」


2人してキョトン顔だよ…
ひどい…


「はぁ?…」


要…呆れてるし


「うっそ~ん♪2人には感謝してるって♪今度奢るからよ」


健くん…


「じゃぁ…こないだ駅前にできたカフェよろしく」


「はっ!?あそこ高いだろ??!」


「どいつもこいつも俺を忘れやがって…お前が責任とれ」



要…忘れてたのバレてたんだ…