「瑠実ー! 早くしないと始業式始まっちゃうよ!」 「ちょ、待ってよ妃芽!」 私が呼びかけてる子は私の親友。 相原瑠実(アイハラルミ)。 待ちに待った3年生。 最上級生って言ううれしさももちろんあるけど、それだけじゃない。