こうやって、慎吾くんとは会う度に身体を重ねちゃっているんだけど。

でもそれは、そういう肌と肌で感じる愛情に安心感や心地よさを感じてるからなんだもんね。



甘えん坊で、手を焼くくらい世話がかかっちゃうんだけど。

でもこれが、私の選んだ恋の道だもん。



13歳の差は今は大きいけれど、後10年もすればその差も気にならないよ。






――『だから何なんだよ。
ひなはひなに、変わりないじゃん』



あの日慎吾くんのその言葉を聞いて、もう私は決めたの。


年の差なんて、関係ない。

童顔だって、かわいいって言ってくれたんだもんね!






「慎吾くん。
今日はご飯、何を作ってあげようか。
何食べたい?」



「えー?
俺ひなさえ食べれたら何でもいいよー?」



「な…っ!?
んもぉ、ちゃんと答えてよぉ!」




年下のクセに、平気で私をからかってドキンとさせるの。


だけどそんな慎吾くんにもっとしてあげたいって思っちゃうのは、もしや母性本能くすぐられちゃってるって奴だからかなぁ。




「そんなに私が欲しいんなら…おかわり、あげちゃう!」



「わっ、ひなぁっ」



私はTシャツをまくり上げられた素肌のままのその胸で、思い切り慎吾くんの顔を抱きしめてあげた。



なくした記憶を取り戻せちゃったくらい、こうしてあげるのが好きなんだもんね。


いっぱい、愛しちゃうよぉ。



「…大好きっ
慎吾くん!」












しょーもないオマケ

  おしまーいΣ