異能者と悪魔と時々子猫





先生が一瞬うろたえる。






普段大人しい子が大声出したからかな。






ってか、クラスのみんなは先ほどの悲鳴より、私の体調不良の訴えのほうが珍しいと?
意識が全部こっちに向いてるじゃない・・恥ずかしい







「だ、大丈夫か?どんな風に痛むんだ?」







聞くなよ。考えてないんだから・・・







「お、女の子の問題なんですっ!!!」







・・・・あれ?今わたし・・ナンテイッタ??







「よ・・・よし、いってこいっ!!!」







先生顔真っ赤、多分私も真っ赤。







私は無言で教室を出て走りだす。