異能者と悪魔と時々子猫





赤紫色のドームをふわふわ浮くこと30秒、到着したのか、加奈は穴の外に放りだされていた。





「あいたたたた・・・・」クシャッ・・手がなにかを掴んだ。




「お花・・・・?」見るとそこは一面の花畑であった。




「うわぁ~・・きれー・・・って、そうだ!悠馬たちは!?」



「加奈さんっ☆」



「きゃっ!?・・・赤猫さん?」後ろから赤猫に抱きつかれたようだ。




「大正解♪それでは、このYES/NO枕をプレゼント~☆」




「いりません」即答だった。




「そんなことより、赤猫さん!悠馬と青犬さんは!?」



「ん~・・そうやら別のとこに飛んじゃったみたいなんですよ~・・あ、安心してくださいね?そんなに遠くないはずですし、青犬さんも一緒にいると思うので☆でも、一応このあたりを探してみましょう☆」




と言い、ペタンと座り込んでいる加奈に、赤猫は手を差し伸べた。




「あ、ありがとうございます・・赤猫さん」




「うん、じゃあ探しにいこっか☆」




「はいっ!」



こうして二人は、「始まりの森」へと向かったのであった。