異能者と悪魔と時々子猫





「おほんっ」と青犬は咳払いをした後、真剣な顔つきで2人を見た。






「単刀直入に言おう、君たちは異能者だな?」青犬は腕を組んで二人の反応を窺う。






「異能者だ?知らねぇなぁ、んなもん」悠馬はめんどくさそうに答えた。





ふむ・・・と青犬は顎に手を当てて悠馬の表情を見た。
受け答えはの仕方は適当ではあるが、嘘をついているようには見えない。





そして青犬は横にいる加奈を見た後に、1度目を閉じてから口を開いた。





「少年はなにも知らぬようだが・・そこの彼女はどうやらなにか知っているようだな。」






「なに?」よ悠馬は横にいる加奈に目を向ける。加奈は制服のスカートの裾を掴んで下を
向いたまま動かない。





異変に気付いた悠馬は、加奈に尋ねる。「おい、加奈。なにか心当たりあるのか?」






そんな悠馬の声を無視して顔を静かにあげた加奈は、青犬を睨み付けて問う。




「・・・・・あなた達は・・何者?」




それを聞いた青犬は冷静な声でこう返す。「今質問をしているのは私だ。我々の素性については後ほど詳しく話す。今は私の質問に答えてもらおう・・・まぁ・・聞くまでもないと思うがな」



加奈は青犬を数秒ほど睨んだ後、小さく息を吐いてこう言った。


「・・・・・わかったわ」