・・・どれくらい時間が経っただろうか。
矢野の周りを炎が囲み、勢いよく燃え上がっていた。
矢野の呼吸も浅くなってくる。
「・・もう・・・・・そろそろ・・だ」
大きく咳き込んだ。
「今い・・くから。とうさ・・・か・・さ・・・、はる・・にい・・・・みきくん」
矢野はゆっくりと目を閉じた。
「先生!見てくださいよ!流星群!」
三木が空を指しながらはしゃいでいる。
いい歳して、いつまでも子供みたいだ。
そう思いながら三木について歩くと、隣に辰郎が並んだ。
「いい眺めだな。・・・書道家の性なのだろうが。こう、綺麗なものを見るとどうやったら墨に表せるだろうって考えちまうな」
そう言うと地面に寝転んだ。
すると反対側から手を引っ張られる。振り向くと、自分の胸辺りに頭があった。
「あーあ。いつの間にか俺の背、抜かしてる」
そう言って笑うのは春真だった。
「尋も大きくなったな。けど、大人にしてはまだまだ小さいみたいだ」
余計なお世話だと言うと、大きな声で笑われた。
「ホント、変わんないね。・・・ほら、呼ばれてるよ」
そう言って空を指す春真と三木が重なった。
空を見上げると、確かに呼ばれていた。
何度も、何度も名前を呼ばれた。
矢野の周りを炎が囲み、勢いよく燃え上がっていた。
矢野の呼吸も浅くなってくる。
「・・もう・・・・・そろそろ・・だ」
大きく咳き込んだ。
「今い・・くから。とうさ・・・か・・さ・・・、はる・・にい・・・・みきくん」
矢野はゆっくりと目を閉じた。
「先生!見てくださいよ!流星群!」
三木が空を指しながらはしゃいでいる。
いい歳して、いつまでも子供みたいだ。
そう思いながら三木について歩くと、隣に辰郎が並んだ。
「いい眺めだな。・・・書道家の性なのだろうが。こう、綺麗なものを見るとどうやったら墨に表せるだろうって考えちまうな」
そう言うと地面に寝転んだ。
すると反対側から手を引っ張られる。振り向くと、自分の胸辺りに頭があった。
「あーあ。いつの間にか俺の背、抜かしてる」
そう言って笑うのは春真だった。
「尋も大きくなったな。けど、大人にしてはまだまだ小さいみたいだ」
余計なお世話だと言うと、大きな声で笑われた。
「ホント、変わんないね。・・・ほら、呼ばれてるよ」
そう言って空を指す春真と三木が重なった。
空を見上げると、確かに呼ばれていた。
何度も、何度も名前を呼ばれた。


