両手を広げて、見上げてくる友里。


ほんま、どんだけ可愛いねん。


キッチンにもっていこうとした、皿を小さな机に置いて、ベッドに腰かけ抱きしめる。


…あっつー。


熱高すぎやろ。


頭を優しくなでながら、寝転がる。になる



「たっくん…一緒に寝て?」



…寝ての意味がちゃうことはわかってんで?


添い寝やろ?


いや、わかってるけど…


なしやろー


…てか、なんでノーブラやねん。


まだ友里とは、キス以上はしてないのに、いきなりのお預けは泣きそうやって。


熱やから、我慢はするけどさ…



「…スースー」



お願いやから、そんな無防備に寝やんといてくれ。


そっとおでこにキスを落とし、冷えピタを貼り俺も目を閉じる。



「おやすみ…」



静かに重ねた唇は、熱を帯びていた。


はやく治せよ…?