「友里ちゃん、どしたん?」
「え?」
1時間目が終わり、集まってきた女子たち。
「なんか変やで。いつもは教室見回すのに、今日はずっと教科書と黒板とにらめっこやった。」
ドキッ…
この子はほんま鋭い。
「熱でもあんの?…あ、女の子の日?」
「…え、あー。そやねん。薬飲んだら楽なるから、飲んでくるなー。ほら、みんなも次の授業の準備せんと。」
天然発言するなつちゃんに助けられた。
「はぁ…。」
2時間目、授業が入ってなかったため研究室でため息をつく。
あたしはどうしたいんやろ。
どうするべきかはわかってる。
でもそんなもん抜いて、今どう思ってるんやろ。
始業式のときに、目がとまった。
それはかっこいいからだけじゃなくて、あの目の奥が気になったから。
もっと知りたい…
そう思ってる自分がいる。

