俺のもんやから。




「はぁ。ほんま調子狂うわ。」



壁に手を突いて、肩を落としため息をつくたっくん。


あたしなんかしたかな?


でもさっきと違って怒ってる様子はない。


なんか口元微かに笑ってるし…



「かわいい顔すんなや。俺は怒ってんねんで?」

「あ、うん。」



今はそんな風に見えへんけどな。



「あ!予鈴やん!」



あたしにとっては運良く予鈴が鳴り、たっくんから離れる。



「帰ったらメールして。電話するから。」

「はーい。じゃーね!」



とりあえず退避!


怒ってる宣言されたのにこれ以上一緒におるのは危ない。


…だってあれやろ?


ヤキモチ。


へへっ愛されてる、あたし。



「友里ちゃーん、にやけてますよ。スペルちゃうし。」



うわー。ごめんなさいっ


たっくんのことを考えてたせいで、スペルミスして生徒につっこまれた。


…3回も。