「で、あれ誰?」
人気の少ない廊下につれてこられ、事情聴取。
「…知り合い。」
「んなもん見りゃーわかるわ、あほ。」
「ごっごめんなさい」
声が小さくなり、下を向いてしまう。
たっくんいつもと違う。
なんか目が冷たくて、怖い。
「元カレ?」
鋭い目つきで見つめられあたしの目は穴が開いちゃいそうです。
コクンと小さく頷くと、目線をズラし深いため息をついたたっくん。
「…やっぱりな。」
「め、めっちゃ昔やで?」
「それでも嫌や。俺の知らん友里をあいつは知ってるんやろ?」
…か、かわいいー
こんなときに思っていいんかわからんけど、無性にかわいい。
これってヤキモチてやつやろ?
たっくんもヤキモチ妬いたりするんやなぁ~
「…なんでニヤニヤしてんねん。ムカつくわ。」
「いっいひゃいっ」
あたしのほっぺをつまみ、へへっと笑う。
たまに見せる子供っぽい笑顔が好き。

