連休も明け、今日からまた学校が始まる。
「ゆりりんおっはよーん」
ゆりりんてなんなん
と思いながら、無駄にテンションの高い声がする方に振り返る。
そこにおったのは、たっくんの親友マツこと松井くん。
たっくんとは対照的なクラスの中心タイプ。
白い歯を見せニカッと笑い、もう一度ゆりりんと呼ばれた。
「休みはどーでした?楽しめました?」
俺は楽しみましたよ!
と、隣にいる彼女の頭を肩に引き寄せにやにやする松井くん。
見てるこっちが恥ずかしい!
たっくんはこんな公共の場でこんなことせーへんもんな。
ま、立場場しょうがないけど…
そうじゃなくてもないやろな。
「ほら、こんなとこで立ち止まっとったら人の邪魔なってるからはよ教室いきなさい!」
「はいはーいっ」
むだにニタニタした笑顔を向けられ、なんだか小ばかにされた気分。
あたし顔に出てたんかな。
ちょっとでもいいなて思ってしまったこと。

