あたしは琉生の顔をくいっと持ち上げた。
真っ直ぐと目が合うあたしたち。
「琉生、よろしくお願いします。」
緊張するね。
告白するほうはもっと緊張するよね。
でも
返事する方もドキドキするよ。
「まじで…ヤバいめちゃくちゃ嬉しい!!!!!」
琉生は満面の笑みだった。
あたしも思わず笑う。
「そんなに喜ばなくても(笑)」
「いや、すげぇ嬉しい。美海大事にする。」
また目が合ったあたしたちは
恥ずかしそうに笑いあい
どちらからともなく唇を重ねた。
温かい琉生の唇。
幸せ。
あたし
琉生が大好きだ。
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