それからもあたしたちは
毎日仲良く過ごしていた。
喧嘩はもちろんしたけど
すぐ仲直りして順調だった。
周りもあたしたちを見守っていてくれた。
中学2年、夏。
プール行ったり花火大会行ったり
家族ぐるみで旅行行ったりしたね。
中学2年、秋。
2人で遊園地行ったり
夏カップルたちとお泊まりしたね。
中学2年、冬。
あたしたちは永遠を誓った。
「美海、愛してる。
俺はずっとお前の傍にいるから。
離れようとしても無駄だからな。」
体を重ね合いながら琉生はそっと言った。
「あたしも琉生のこと愛してるよ。
ずっとずっと傍にいてよ…?」
分かった
言葉にする代わりに
頷く代わりに
琉生はあたしにキスを落とした。
