「ん、ならいいんだけどさ…なんで緊張してんの?」 不思議そうな顔をして田中くんが聞いてきた。 た、田中くんって変なとこ鈍感だなぁ…… 「そ、それは…………た、た、田中くん、が…好きだから…?」 「え…………」 好きな人の前って、すっごい緊張するもん。 田中くんは、緊張しないのかな…? …私相手にする事は…無いかぁ… 「お、俺今なんか…恥ずかしい……」 「や、やめてよ…私まで照れるっ!!」 田中くんが薄暗い中で、街頭の光の下を通る度に赤い顔をしてるから、こっちまで照れる。