「ヒカリさん……、
…どうして、何にも教えてくれなかったんですか?
私…、ずっとヒカリさんの近くに居たじゃないですか…」
「……ごめん。
でも…、
総合病院は、検査 受けただけ。
さっきの電話は、検査の結果だと思う。
…結果 出たら、電話くれる って言ってたから。
本当は聞きに行けば いいんだけどさ…、
最初に、忙しくて なかなか病院に行けない って、言ってあったから」
「でも…、
検査って事は、どこか悪いんじゃないんですか…?」
「うーん、そうじゃなくて…、
悪い所が ないか、調べて貰ったの」
「そう、なんですか…」
今までに1度も、景さんを疑った事は なかった。
でも…、なぜか信じられなかった。
…景さんは自分の重要な事に関しては、
言わない傾向が あるから。
嘘は吐かないから、検査をした事は本当だと思うけれど、
″何か″が あったんだ と、思う。
でも私は…、それ以上、訊けなかった。

