「ねぇ、凛~」




「ん、何~?


…あ、

それ、観終わったの?」






「うん。


めちゃくちゃ格好よかった!




でも、

凛って、″こういうの″好き だったんだね~」




「″こういうの″って…?」






「うーん…何て言ったら いいんだろ?


とにかく、″こういう″感じ 笑」




「あはは!


蓮に説明 求めちゃ、いけないね 笑




…それね、

りぃちゃんが、貸してくれたの。


″格好いいから観てみて~″って」






「…そうなんだぁ~。


じゃあ、

これは、りぃちゃんの趣味なんだ 笑」




「……そう。


私が今 読んでる これも、

りぃちゃんの、趣味 繋がり」






「これも?


りぃちゃん、幅 広いね!笑」




「…うん 笑


でも…、

どっちも りぃちゃんがハマるの、

分かる気が するんだぁ…」






「?」




「…あ、

これは、蓮には難し過ぎる話だから、内緒っ」






「え~!?」




「女の子には、

女同士でしか分からない話が、色々あるの!笑


…蓮だって、そうでしょ?


男同士でしか話せない話……


って、蓮は

女の子の前でも、好き放題 言ってるか…笑」






「…えへ」




「そこ、認めない!笑」