次の日、蒼希は私のクラスに転校してきた。
よくよく見ると、
…かっこよかった。
クラスの女子の目はハートになってるし、男子もぽかーんと口を開けている。
どうして昨日気づかなかったんだろう。
あんなにかっこいいのに…
筋の通った鼻。黒髪が少し乱れてて、それがすっごくおしゃれ。
背も高いし、体型は細身で筋肉質な感じ。
どう?私の説明伝わった?
とにかく、それだけかっこいいの。
「じゃあ、東之江君の机は、あそこな」
担任に指差されたほうを目で追っていく蒼希。
窓際の一番後ろ。
なーんだ。本当ならここで『天月の隣な』とかなるはずでしょっ!!
とか、妄想に浸っていた。
「先生。俺あの席嫌です」
わっ!そんなこと言って!
あーあ。隣の席の女の子がっかりしちゃってる。
「俺、あの席がいいです」
ばしっと指差した方向は…
よくよく見ると、
…かっこよかった。
クラスの女子の目はハートになってるし、男子もぽかーんと口を開けている。
どうして昨日気づかなかったんだろう。
あんなにかっこいいのに…
筋の通った鼻。黒髪が少し乱れてて、それがすっごくおしゃれ。
背も高いし、体型は細身で筋肉質な感じ。
どう?私の説明伝わった?
とにかく、それだけかっこいいの。
「じゃあ、東之江君の机は、あそこな」
担任に指差されたほうを目で追っていく蒼希。
窓際の一番後ろ。
なーんだ。本当ならここで『天月の隣な』とかなるはずでしょっ!!
とか、妄想に浸っていた。
「先生。俺あの席嫌です」
わっ!そんなこと言って!
あーあ。隣の席の女の子がっかりしちゃってる。
「俺、あの席がいいです」
ばしっと指差した方向は…


