私の体が段々透けていく。



「冬樹……お墓参り来てね。…あと、泣かないで!笑って!」



「……うん」



「あと、お兄ちゃんと飲みすぎないでね(笑)」



「…真実!」



「……またね、冬樹」



私はニコっと笑った。