「おー涼太、 お前風邪だいぶ良くなったじゃん」 篠の友達、ちょっとお調子者の 右田雅人君が言った 「あー、誰かさんが俺を 倒れた事にしてくれたお陰でな」 篠はそう言って右田くんを締め上げる 「悪いっ、でも俺は… 精一杯役目を果たした」 言葉の通り、篠はすっかり元気になって 傘は直接は返せて無いんだけど、 なんとか篠の手に戻すことはできて とりあえず、保健室の一件から未だに まだ篠と会話をして無い。