青空の下、私は篠を待った ドキドキ 篠と真由美ちゃんの事 不安じゃないと言ったら嘘になる 来てくれなかったらどうしよう またあの時みたいにたくさん待ったら… だけど、そんな不安はすぐ無くなった だってほらっ― 愛しい彼がこっちに向かって歩いてきた 話をつけないで帰ってくる篠じゃない 私は笑顔で言った。 「おかえり。」 そして両手を広げて待ってみた