「これだけ言っても、忘れてくれないんだったら

私、ままに言う!

そんで茉奈ちゃんに
なんかの罪でもきせて退学に…」


ドンっ!

「それだけはやめろ。」


俺は壁を殴った。

思った以上に低い声が出て自分でも驚いた

「俺が悪かった

もう茉奈の事は一切考えない

そんでお前につくすから」

そう言うと真由美は頷いた。


そうだ、俺が悪いんだ。
俺の気持ちはもう、自分のものではない。