振り返って見てみると 「誰を連れて帰るって?」 低い声。 甘い甘い大好きな香り 篠―っ。 「何だよお前!邪魔すんじゃねぇよ」 こんな奴等にも一切ビビる事なく 「邪魔なのはお前らなんだよ。」 さらに低い声で睨み付ける 「こいつ先にやっちまおうぜ」 最初に私に声をかけて来た奴が篠に向かって言った 「じゃあ彼女はこっちねー」 そう言って別の誰かが私の手を掴んだ時、 ドカっ―