「その守りたい奴が倒れてんのに

ほっといたら意味ねぇじゃん」


え?

「守りたいって!!?」


「お前以外に誰がいんの?」


嘘っ…。
私だったの!!?

じゃあ、みやびちゃんの事も
私のために交換条件を?


「あの…っ、ごめん!

それと…ありがとう」


篠の顔をチラッっと見て言う

まだ素直には言えなかったけど。


「お前がさ、俺の事応援するから

しかも1位とるんだから!

とか決めつけやがって」

篠は少し笑って言う。