そして、 「茉奈ちゃん、しっかり体調整えないとね?」 私の後ろから保健室の先生は優しく言った。 「ごめんなさい…。」 「じゃあ、篠くん見にゴールまで行こっか?」 え? 「バレバレよ、そんな心配で仕方ないって 顔してちゃ…」 私は少し笑って頷いた そんなに顔に出てたなんて…。 私は先生と歩いてゴールの前まで行った。