「おっはよぉございまぁすぅ~小町ぃ~♪一緒に登校しようと思って、萌たん、お迎えに来ちゃいましたぁ~。」



パンパカパーンと諸手を上げて登場したのは萌。



朝から笑顔がキャワイイ



……てのはこの際おいといて!!




あ。そいえば、カギは都が出て行った時にあけたまんまだっけ。



私達を見て固まる萌。


押し合いしていた私とジローは一見抱き合ってるようにも見えるワケで……。






「い…………いやぁ―――――っ。私の小町ちゃんがぁぁぁぁ」





ボロ家を崩壊させるかという絶叫が轟いた。


そして普段のナマケモノ並みのスピードとは想像もつかない早さで萌は携帯を取り出し最速で電話をかけた。







ぅわっ、やばっ!!

本物の番犬呼んじゃったよぉ~!?