ふんと言いながら袋を投げて、ついでに自分もソファーに身を投げて
「飯!」
横柄に命令してきた。
随分態度のデカイペットだな、おい。
ムカツクが、ジローの態度がデカイのは今更。
気にせず晩御飯の支度にとりかかった。
大人しいジローを見れば、ソファーで不機嫌そうに顔を顰めて何か考え込んでいる様子。
……家の事でも考えてんのかな?
そう思うと胸が掴まれたみたいにぎゅっとした。
やっぱりさ、
ずっと家出(寮出?)してるわけにはいかないし
いつかはいなくなるよね―――
「飯何?」
いきなり耳に吹き込まれた声に飛び跳ねた。
物想いに耽っていたせいで、いつの間にか背後に迫っていたジローの気配に気付かなかった。
失態!!


