一人でヒマだった、とか言って帰って早早押し倒されて、飯のお礼とか言ってキスしてきたり、挙句、一緒に入る?とか言って風呂にまで押し掛けてきたり。
なんとか全て交わしたけど。
危ない……危なすぎる。
取り付けたカギに大満足の私を見下ろしジローがちっと舌打ちする。
「んだよ。一緒に寝れねーじゃん。」
「き、昨日のアレは鈴木のせいよ!!鈴木が昨日ガタガタうるさかった所為!今日は静かだから絶対行かないっての!!」
そーじゃなくっちゃ自分から行くなんてアリエナイ!
「あーあ。ぎゅうぎゅう俺にしがみ付いて、結構カワイかったのになー。」
「し、してナイしてナイしてナイ。妄想と現実をごっちゃに語るな!」
カッカッと顔が赤くなるのを自覚して、逃げるように寝室に飛び込んだ。
かちっと鳴るカギの音のなんて清々しいコト!
今夜の安眠はこれで守られた!


