「あ~、えっと………ワタクシ犬を飼う事になりましてぇ?んで、その犬に怯えて逃げてったって言うか?まぁ、そんなカンジ?」
目が泳ぎまくる~。
しかも全て疑問系って……!
私……ウソ苦手過ぎ。
幸いなことに萌は私の不審な挙動に気付くことなく『犬』の単語に目を煌めかせた。
「わんちゃん!?それ、いいよぉ~。小町ちゃん一人なのホント心配だったから、ペット大賛成だよぉ。」
「そ…………そう?」
いやいや、萌。
一人でいるより、そのペットの方が何倍もキケンなんですけど。
「どんなワンコ?」
どんなって………
「強いて例えるなら狼っ!!」
「へ?」
「………みたいなワンコ、かな、て?」


