「……小町の、大バカ。」



段取りを知らねぇ貧乏娘がっ。





いつもなら『うっさい!』とでも返ってきそうな場面で、ノーリアクション。



不思議に思って顔を覗いてみれば、寝ていた。


微熱あるし、身体がけだるいみたいだからな……。








俺の胸にしがみ付いて安心したように眠る小町を見ると途端に胸がきゅんとする。



ぅぅ…心どころか『身』も切実に苦しーんデスケドっ!?




好き…つーか、愛おし過ぎて、時々自分でもこの気持ちをどーしてイイか分からん。