天王寺は悪びれた様子もなくニヤニヤと笑っている。
「落ちつけ。まずはちゃんと自分のいる場所を見てみろ。」
「はぁ!?」
むっとしながらそれでもぐるりと辺りを見渡して……言葉を失った。
そこは私の部屋なんかじゃなくて、リビングのフラットにしたソファーで。
え?あれ?
……え?え?
「昨日オマエがココに来たんだろ?」
「う、うそっ!?」
嘘だ。嘘だ。アリエナイっ!!
昨日のコトを思い出してみる。
昨日は隣からガタゴト音がして、煩くて中々眠れなくて―――
それで無意識にリビングに非難したんだろうか???
チッ、それなら明らか鈴木の所為じゃん!!


