「まぁキスマークとかじゃなくてヨカッタ…まじ焦ったし……」 んなわけないじゃん……バカ。 一つはぐれて胸元から見えた発疹がジローにはどうやらキスマークに見えたみたいで。 それでいきなりあんなに怒ったのか。 あん時はホント怖かったんだからねっ。 「……もー大人しく寝とけよ…。」 力なくそう言ってのろっと立ち上がったジロー。 ぅぅ……かなりガックリ来ちゃってるみたい。 私はとっさにシャツの裾を掴んだ。 「ご…ごめん。……でも、ジローにトキメいてたのは……病気の所為だけじゃないから…」