ヤバイ……美味ぇのに、嬉しいのに





なんか、俺泣きそうだ。







そんな気持ちをごまかすように、無心で弁当を貪った。


この時間にこの量はねぇだろって量を、それでもあっという間に食った。








食って―――


俺は勢いよく毛布を被ってソファーに寝た。





明日朝一で近くのスパに行ってシャワー浴びいっか。


そしたら新規取引先へ殴り込みダ。








ぐずぐず言ってる暇なんてねーんだよ。


そんな暇があンなら死ぬ気で仕事しろ、俺の大バカ。



ちゃんと寝て英気養って、明日に備える。













それが小町とずっと一緒にいるための一番近い道だから。


*凰志郎side end*