書類の山に突っ伏して喚く俺に、麟チャンが人事みたいに笑った。 「たまには息抜きすれば~?今日だって夕方、取引先ンとこのお嬢様に誘われてたじゃーん。」 あ゛~…鬱陶しい事思い出した。 夕方取引先の社長がオフィスに娘連れてやってきた。 顔見せだか挨拶だかって…親子揃って積極的な売り込みだった。 ウザイ……。 「あんなヤツ等にカカズラッテル暇があんなら仕事すんに決まってんだろっ。つーか、女なら誰でもいいってんじゃねーの!」 んなの麟チャンだって知ってんだろ。