と思った矢先、 また彼はトンデモナイ事をぶちかました。 『結婚する。』 由緒正しき家柄が多いこの学校。 幼少よりフィアンセがいる生徒も少なからずいるが、生活には不自由のナイ子息令嬢が焦って結婚を決める理由もナイ。 実際、この若さで身を固めるヤツなど無いに等しいのだ。 異例の事態に戸惑った学校側は体裁を取り繕って彼を説得した。 すると彼はその妥協案に寮を出ると言いだした。 (妥協案というか、結婚は相手に拒否られたというのが事実らしいが……。)