あまりにど肝を抜かれたお陰で、呆けた顔で立ちっぱな私達。
それが気に入らなかったのか、ジローはズカズカ近づいて来て私を引っ張った。
イタイ
………てか、やっぱホログラムとかじゃないのか。
はっと我に返った都が怒鳴る。
「……て。てめぇ、今更何しに現れた!!小町の前から消えたくせに―――」
「はぁ?…あぁ、俺のいない間、とりあえずオマエが番犬の役目を果たしてくれたんだろ?まぁ、言いたかないケド礼は言ってやるよ。」
「はぁ゛ぁ゛?」
落ちつけ都。
世間知らずのボッチャンに常識を請う方が間違ってんのよ。…きっと。
とはいえ、私だってはぁ゛ぁ゛?な心境だ。
コイツ一体何言ってンの。
半年も前に消えたクセに。
つか、今更なんで現れたの。


