「ふ、服着なさいよ!」
「はー?脱いだ服なんか着たくねー。なんか俺の着れる服ねーの?」
「ナイ……あ。緩めのワンピとかなら―――」
「絶対着ねぇよっ!つか、俺のあの服洗っとけよ。」
「はっ!?何で私が!!」
「じゃなきゃ、明日も一日この格好だな……」
私は即行洗濯機に走った。
……って、何で私がこんなコトしなきゃなんないの!!
てか、パンツとか……!
結婚したわけでもないのに男のパンツ洗うとか、アリエナイんですけど!!!
お疲れモードでリビングに戻ってきて、ソファーに身を投げた。
すると待ち構えていたみたいに天王寺に抱き寄せられた。
ちょと……待て!!


