忘れたワケじゃない。 でも、ちゃんと理解してる。 取り戻せるなんて思ってナイ。 人種が違いすぎた。 分かってるから待ってるわけじゃない。 でも。 意志とは無関係に胸の奥が燻ったままなの。 炎もなく、辺りを苦々しく焦がすだけのそれが、 いつかそのうち静かに消えていくだけのその熱が、 無くなるのを見届けてから動き出したっていいじゃない――――? お願いだからもう少しダケ待って。