「ちょ……下ろしてよ!何すんの!」
「うっせぇな。一々照れんな。」
「て、照れてなんかないわよっ///」
うそ。
こんな扱いハジメテで、ドキドキする。
でも、やっぱりコイツはエロ野獣。
バスルームに運ばれて大いに焦った。
「ちょ、こんなところに連れてきて何する気!?」
「なんもしねーよ。さっさとシャワーでも浴びて洗い流して来い。あのキモイのの油。」
「へ……?」
「それとも俺にキレイにして欲しい?」
「へ、変態ッ!!」
からかうような声音で言って覗きこんでくる天王寺にかぁっと赤くなって、バスルームに逃げ込んだ。
あ―ムカツク!
でも、アイツ気を使ってくれたんだよね?


