そうほほ笑んで、彼の差し出したモノに、凍りついた。 薔薇――― 赤を通り越し、黒く染まった薔薇 ぞっと背筋に冷たいモノが奔る。 私はこれにどう反応すればイイの? ジロー…… お願いだから早く帰ってきて!! 不安に視線を彷徨わせる私を見て男が優しく笑う。 「安心して下さい。君の生活を乱すクソ駄犬はちゃんと駆除致しましたから。」 ――――――な……?