空になった食器を手に立ちあがりながら、ジロリとオニイサンを睨む。 「悪いわね。アンタの思惑通り踊れない使えない小娘で。でも私自分の意志に反したコトすんのキライなの。」 もう限界。 ジローを連れて行かれたくなくて、うっかり悪魔の甘言なんかに惑わされたのは私。 だけど、そんなの自分が許せない。 ジローなんて持ってけばいいわよ、 なんて強がりは言えない。 だけど、こんなの続けてられない。