*** 気がつけばバイトが終わる時刻。 美味しいフルコースもすっかり食べ終わっていた。 「小町チャンを送りがてら、おーじろの仕事ちょっと覗いて帰るねぇ~。」 「はぁ」 マンション前の空きスペースに車を停めて、もはやお約束のように手を繋いで部屋に向かった。 …………あれ? 部屋まで来て扉の脇に立てかけられていたモノに怪訝に眉を顰めた。