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「・・・・」





オニイサンが家に押し掛けてきた次の日―――



さて、今日もバイトに精をだしますか~

なんて学校を飛び出して、校門のところで早くも出鼻を挫かれた。





一体、なんでここにいるの?





校門の前に高級車が乗りつけられていて、ウチの餓えた女生徒達に集られてにこにこしていたのはオニイサン。





……いや、私にはカンケーないでしょ?





そろ~とその場を通り過ぎようとする。






「待ってたのに、逃げるなんてヒドイなぁ、小町チャン。」





くっ、………この兄弟は!