言葉を失ったジロはソファーにダイブし、ジタバタ暴れ出した。



「あ゛ーっ!すっげー屈辱!!なんか腹立つ!ムカツク!!」




………何を暴れてんだ、この駄犬は。




オニイサンがにこっと笑う。





「働いてくれたらちゃんと給料払うんだしさ?お仕事するよね、おーじろ?」






忌々しげにオニイサンを睨んだジローは



「俺人に踊らされンの一番キライ。」


そう呟きつつ





「分かったヨっ。」




と吐き捨てた。