「あ、でもっ、本当にチラッと、……こう頭にふわ~と思ったダケだよ?本気じゃないから―――」
ぶはっ!!!
いきなり天王寺が噴き出して、声を上げて笑いだした。
「ヤベッ!マジ笑える、オマエ!色気より金!?つか、生け捕るとか勇まし過ぎんだろー。こんな色気ない肉食系ハンターって、アリかよ!!」
「は?ナニ!?それ貶してる!?」
「いや大いに褒めてる。いや、褒めてねーけど俺は気に入った。」
「はぁ???」
いきなりぐいっと顎を掴まれて
ペロッと唇を舐める仕草がメチャクチャ色っぽくって
思わず見入ってしまう。
って、呆けてる場合じゃなかった!!


