もう一歩も走れないってほど膝ががくがくしてきた頃ようやくジローは足を止めた。 「ちょ…ジロ……ゼェッ」 「ん~。多分追ってこねぇ。つか精神的ショックデカ過ぎで追って来れねーか……」 「ねぇ…ハァッ……ちょっと、ジロォ…」 「てか、オマエ勿体ねぇコトすんなよ!プリンどーすんだっ!」 「プリンは作れるからダマレ!それよりさっきの男っ……ゼイゼイゼイ。」 息が続きませんがな;