愛してるの一言



あなたは、とっても驚いた様子だった。


「何しにきたの?」

『…ばかっ!!!!』


広臣の目は潤んでた。
あたしにはわかる。
寂しかったでしょ?
あたしよりずっとずーっと辛い思いしてたんだよね?


『あたしになんで隠し事するのよ!!なにが葵のことが好きになったよ!!嘘つき!!夏に発覚したんでしょ?!だからあたしを抱いたとき泣いたんでしょ?!なんで打ち明けてくれないのよ!!!!ばかばか!!』


全部言いたいことを言い切ったら安心したのか。
涙がでた。
久々にあなたをちゃんと見たから。