うぅ~痛い………………




目を覚ましたのは体育が終わってすぐだった

視界には保健室の真っ白な部屋と
嗅覚は保健室独特の薬の匂いが支配する



きっと千野が運んでくれたんだ




ベッドから起き上がり教室に戻ろうと仕切りのカーテンを勢いよく開く




するとそこには





「え?」

「は!?」




上半身裸の浅古さんの姿



ただ





「え?…………………え?」




筋肉がほどよくついたぺったんこの胸



「えっと……………大丈夫ですよ!!胸はこれから大きくなりますっ」




とりあえず逃げよう



「失礼しました……………」

「ちょっと待てよ」




後ろから男の声で首を掴まれた