彼氏は変わり者なんです




「真咲明日デートしようか」

「寝言が言いたいなら眠らせてやりますが?」

「ハハッ冷たいな」




ガコンとリンゴジュースが落ちる音



「真咲はそのままでいてよ」

「はい?」

「ほら、ココアでいいか?」



ガコンと2回目の音は私の分の飲み物を自販機で買ったもの



「浅古くん」

「ん~?」

「デートなんてしません」

「言うと思った。けど真咲に拒否権はねぇ」



なんだかモヤモヤするけどきっと今は気にしちゃ駄目なんだ



だからいつも通りに振る舞い私達は麻歌さんのジュースを持ち病室に戻った




「いつ退院するの?」

「明日には出来るよ。いつものことだし」

「そっか」

「侑音明日遊ぼうよ」

「ごめん。明日は真咲と……………」




いくら記憶にないからといっても浅古くんはよそよそしかった