「私はこのままアメリカに残り大学に進みます」
「また離れ離れだな」
「はい」
「真咲」
「何ですか?」
「俺達………いつになったら一緒になれるんだろうか」
真咲は水槽にそっと手をつけ瞼を閉じる
「分かりません」
水槽の向こう
こんなにも今は真咲が近いのに
「ですが」
触れられない
「私はいつまでも待ちます」
「…………っ」
千野達には真咲と会わないって言った
けど
「真咲………その場にいろ。動くな」
「え?…………侑李く」
携帯を切り走り出す
今ここで抱きしめないと一生離れ離れな気がしたんだ
だから
「真咲っ!!」
愛しいあいつの名を呼ぶんだ



